■2024.07.23 - 日刊スポーツ

Z世代の田口貫太騎手&永島まなみ騎手、いまどきの師弟関係は? 教育方針に1つの共通点
7/23(火) 8:56配信


 「師匠に恵まれました。大橋厩舎でよかったです

 心から出た言葉に聞こえた。2年目で勝利数18位(31勝)につける技術に加え、礼節や人柄も文句なし。20歳の田口騎手は若手の理想像にも思える。どんな教育を受けてきたのか? 父より3歳年上の師匠について、たずねた。

 「普段は本当に優しいですし、競馬になると厳しく教えてくださいます。いい厳しさというか、僕のためを考えてくださっているんだと思います

JRA通算100勝達成のインタビューに応じる永島騎手をスマートフォンで撮影していたのは、師匠の高橋康師だった。「お母さんに送るんですよ」。父より1歳上の51歳。娘のような存在を預かる上での心構えを聞くと「彼女のやりたいことを応援して寄り添うのが一番。僕は役に立ってないですけどね」と優しい笑顔で答えた。

 そんな心遣いに、愛弟子も感謝している。

 「先生の考えを押しつけるのではなく、まず『どう思う?』と聞かれます。私の気持ちを尊重してくださっているんだと思います

そう、師弟2組に共通するのは「意思の尊重」だ。教えるべきことは教えつつ、縛りすぎない。田口騎手も永島騎手も素直で明るい愛されキャラ。その性格にもマッチしているのだろう。


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(興味深いお話です。)