■2024.12.02 - 日刊スポーツ

【チャンピオンズC】レモンポップ最後のひと絞り!連覇で有終!坂井騎手「忘れることない1頭」
12/2(月) 7:00配信



最後のひと絞り。レモンポップ、執念の鼻差だった。先手を奪い、昨年とほぼ同じペースで1000メートルを通過。そのまま突き放すかというところでウィルソンテソーロが襲いかかった。写真判定中、田中博師は涙をこらえながら、厩舎スタッフに肩を支えられ、結果を待った。「勝ったか負けたか分からなかったけど、すごく感動しましたね」。約10センチ差での勝利。プレッシャーから解放された。

 「去年のチャンピオンズCのパフォーマンスがすごい状態だったので、膨らんだ風船が破れそうな…。そこから調教に関しても、馬場入りの感じとかネガティブな雰囲気を出してきた。フィジカル的にはすごい衰えはなかったけど、気持ちの部分では馬も思うところがあったのかなと。ただ、頑張り屋さんだった

 G1・3勝目を手にして臨んだ今年の初戦サウジCは12着に大敗した。18戦13勝の競走生活は決して順風満帆ではなかった。オーナー、厩舎スタッフが一丸でレモンポップとトレーナーの背中を押した。「本当にスーパーホース。最後まで教え続けてくれた先生。お疲れさま、ありがとうと言いたい」。最後は笑顔で送り出した。



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(おつかれさまでした...!)