■2024.12.29 - 日刊スポーツ
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(北村友一騎手が語りました。)
【ホープフルS】クロワデュノールは3冠すら視界に!涙の北村友「欠点、課題はないと思います」
12/29(日) 7:00配信
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— 【極ウマ】日刊スポーツ競馬公式 (@goku_uma) December 28, 2024
言葉に10秒、詰まった。「またG1を勝つことができました! あの…」。
壇上の北村友騎手が右手で左目を覆う。目、鼻、口をくしゃくしゃに寄せる。走馬灯のように駆け巡る記憶が、すすり声に変換された。北村友騎手 本当にたくさんの方々に助けていただいて、応援していただいて、ここにまた導かれたんだと思います。この場をお借りして、本当に皆さんに感謝の気持ちを言いたいと思います。ありがとうございます。絶望からはい上がった38歳が、感極まった。
21年5月2日。事態は暗転した。阪神2Rで落馬。砂上に体をたたきつけられ、椎体骨折、右肩甲骨骨折。背骨は8本、首の骨は数本折れた。「心が折れそうになったことは何度もありました」。それでも周囲の励まし、そして「馬に乗ることが本当に好き。乗っている時が自分の人生にとって一番楽しい」とあふれる初心が、不屈の闘志をかき立てた。
1年1カ月を要し、戦線復帰。地道に白星と信頼を積み重ねてきた。だからこそ、この1勝は逃せなかった。2戦2勝で重賞を勝ったクロワデュノールを「信じていました」。道中は馬群の外を追走。向正面で他馬にまくられても、動じなかった。4角3番手。「勝つと思っていました」。前2頭を残り200メートルで交わした。2着に2馬身差。堂々と押し切った。「欠点、課題はないと思います」と絶賛しか出てこなかった。
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(北村友一騎手が語りました。)