■2025.02.24 - 日刊スポーツ

【阪神便り】全面改修されたシン・阪神競馬場の馬場はどんな馬に有利?/実践編
2/24(月) 7:00配信


また、従来の阪神は開催の後半になっても時計が遅くなりませんでした。「阪神はここ数年、鳥取の芝を使っているんですが、これが丈夫なんです」と阪神競馬場馬場造園課の本橋課長。この傾向は新しくなっても続くので、阪神は時計が遅くならないと思ってもいいでしょう。

 ダートは路盤を15センチ更新しました。06年以降、18年間そのままだったので硬化していました。それが新しくなったのだから、間違いなくソフトになっています。時計はかかりそうで、こちらは持ち時計で少々劣る馬も台頭可能です。一昨年の春、京都が新装オープンした時のダートは、雨が降ると逆に時計がかかっていました。路盤に使う山砂も阪神は京都より締まりやすいものを使用していますが「京都ほどではないにしても、最初のうちは若干そういう傾向はあるかもしれません」(同課長)。

 もちろん、ここに展開、各馬の特性、騎手心理などが絡んでくるので、そのまんまというわけにはいきません。ですが、頭に入れておけば「これだ!」という馬を見つけることができるかもしれません。



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