さておき競馬まとめ

「ニュースで知って驚いた。グッドラック」ルメール騎手がＭデムーロ騎手の米国騎乗にエール #keiba #競馬 #クリストフ・ルメール #ミルコ・デムーロhttps://t.co/GS7dffelXz

— 【極ウマ】日刊スポーツ競馬公式 (@goku_uma) June 21, 2025

ルメール騎手は「彼からは何も相談がなく、ニュースで知って驚きました。彼もリフレッシュ、チェンジマインドしてほしいですね。頑張ってほしいです。グッドラック」。ライバルであり友人でもあるM・デムーロ騎手へ温かいエールを送った。

JRA所属11年目のミルコ・デムーロ騎手（46＝イタリア）が19日、7月中旬から米国で騎乗することを明かした。同13日に福島で騎乗した後に単身で渡米し、同18日から夏開催が始まるデルマー競馬場など西海岸を主戦場とする。期間は3カ月の見通しで、延長の可能性もあるという。コラム「ミルコ魂」で新たな挑戦への決意をつづった。

　――エイシンフラッシュで天皇賞・秋を勝ったとき（２０１２年）、ゴール後に下馬して天皇陛下に最敬礼した姿は多くのファンの記憶に残っています

Ｍ・デムーロ　
ＪＲＡ職員から事前に「勝った場合は直線の赤い乗馬服を着た係員の前で馬を止めて一礼してください」と説明を受けていて、通訳からも０５年に松永幹夫さんが天皇陛下に向かってお辞儀をしている写真を見せられて、「このようにしてください」とも言われていました。１番人気のフェノーメノを負かすことだけを考えていたので、レースが終わるまでは本当にプランはなかったのです。ただ、ウイニングランをしているときに「人と同じことはやりたくない」とひらめいたのがあの行動です。実は、レース後にジョッキーが馬場で下馬するのは馬が故障したときくらいなので、実際に私が降りたときはスタンドのお客さんは何があったのだろうと静まり返ってしまって…。そのときはさすがに「やばいことをしてしまったかな…」と不安でしたが、ヘルメットを取り、ひざまずいてお礼をした瞬間の歓声は今でも忘れられません。

この年に行われた第８２回日本ダービーも、イタリア出身のミルコ・デムーロが騎乗したドゥラメンテが世代の頂点に立った。皐月賞は出遅れながら直線で末脚を爆発させてのＧ１制覇。そのパフォーマンスが評価されて、単勝１・９倍と断然の１番人気に支持された大一番は、スタートを決めて道中は中団で運ぶと、直線は馬場の真ん中から危なげなく抜け出して２冠を達成した。「１、２コーナーでちょっと引っかかったけど、直線で手前が変わったらすごい脚。チョーウレシイ。日本の騎手になってよかった。すごく感動した。夢みたい」。この年の３月にルメールとともにＪＲＡの騎手免許を取得したばかり。０３年のネオユニヴァースに続く２度目のダービー制覇だったが、“日本の騎手”として喜びもひとしおだった。

弥生賞ディープインパクト記念の勝ち馬ファウストラーゼン（牡3、西村）は、初騎乗のミルコ・デムーロ騎手（46）でダービー（G1、芝2400メートル、6月1日＝東京）へ向かうことが決まった。管理する西村真幸調教師（49）が30日に明らかにした。