■2024.09.11 - スポニチアネックス
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(大久保騎手が語りました。)
大久保がNZ武者修行で“競馬愛”を再確認
9/11(水) 10:30配信
日本を離れ、何もかもが初めてで当然、苦労が多い。それと同時に経験すること全てが新鮮だった。「ニュージーランドは施設が自然に近い状態。その分、普段から馬がリラックスしていて常にフレッシュな感じですね」。午前3時半に起床し、厩舎作業をこなしてから4時半に調教が開始する。そして9時ごろまで乗りっぱなし。現在は拠点とするパイク厩舎以外の調教にも積極的に参加し、多いと20頭ほど稽古をつける日もある。「調教前の馬装や馬房の掃除もしていますよ。競馬学校に在籍していた頃の生活を思い出しながら作業に取り組んでいます。大変なこともあるけど改めて、この仕事と馬が好きなんだと思いました。やりがいを感じています」としみじみ言葉をつないだ。調教後は息をつく暇もなく語学学校へ。世界各国から学びに来る学生とともに勉学に励んでいる。「英語力が凄く上がりました。調教をこなして昼から学校となると大変だけど充実した生活を送っています」。現在はニュージーランドで騎乗するために必要な「IELTS」(アイエルツ)という英語検定によるポイント取得を目指している。祖父は94年3冠馬ナリタブライアンを育てた大久保正陽元調教師、伯父が現役トレーナーの龍志師、父・裕章氏は現在、畑端厩舎で調教助手を務める。競馬一家に育ち、自然と騎手の道へ。「馬に乗ることに関しては自信があります。JRAで騎乗している同期が頑張っているし、僕もアピールして、いずれは日本で活躍するジョッキーになりたい」と抱負を口にした。異国の経験は、きっと今後の糧になる。大久保のチャレンジにエールを送りたい。
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(大久保騎手が語りました。)