さておき競馬まとめ

ＪＲＡは２月１２日、２０２４年度の栗東トレセン厩舎関係者表彰が行われた。３０勝以上の新人騎手が所属する厩舎に贈られる新人騎手育成賞は、４８勝を挙げた高杉吏麒騎手が所属する藤岡健一厩舎と、３３勝の吉村誠之助騎手が所属する清水久詞厩舎が受賞。藤岡調教師は「よく勝ったなと。厩舎は（辛抱して）大変でしたが（笑）、よく頑張ったと思います。今年が大事ですね」と愛弟子にエールを贈った。

年間を通して労働災害件数が０件の厩舎に贈られる無災害厩舎の表彰は池江泰寿、石橋守、大根田裕之、小崎憲、笹田和秀、鈴木孝志、高橋義忠、辻野泰之、角田晃一、西園正都、野中賢二、平田修、藤沢則雄、本田優、牧田和弥の１５厩舎だった。

２０２３年の大阪杯の勝ち馬、ジャックドール（牡７歳、栗東・藤岡健一厩舎、父モーリス）が右前脚の屈えん炎を再発したことから、現役を引退することになった。今後は北海道日高町のアシュリンジャパンで種牡馬になる予定。管理する藤岡調教師が２月１９日、栗東トレセンで発表した。ＪＲＡからも同日、競走馬登録の抹消が発表された。

藤岡調教師「復帰に向けて進めていたのですが、先週に右前脚に腫れが出て、検査の結果１０％以上（損傷）と。再発ですね。厳しいと言うことで、オーナーと相談して引退、種牡馬としてやっていくことになりました。Ｇ１を勝ってくれましたし、能力が高いので何とか復帰をと思っていました。スピードもあるし、速い時計でも走れて、長い距離でも走れるいい馬なので、種馬として成功してくれると思います。セリ（１９年のセレクションセール）の頃からめちゃくちゃいい馬でした。モーリスの後継としてやっていけたら」

藤岡師は「順調に回復は進んでいます。状態を見ながらですが、秋に間に合えばという感じです」とコメントした。

2024.06.01 3回東京1日#東京11R #アハルテケS ダ1600 重
［入線速報］
1着 争い写真判定対象
1-1 タマモロック　　　 牡4 58.0 永野
6-11 ビヨンドザファザー 牡5 58.0 北村友

3着 8-15 アクションプラン　 牡4 58.0 内田

600m：35.0
勝ちタイム：1.35.4

— さておき (@nannnosono1) June 1, 2024

2024.06.01 3回東京1日#東京11R #アハルテケS ダ1600 重

優勝馬：ビヨンドザファザー

父　　：Curlin
母　　：ガリレオズソング
母の父：Galileo

馬主　：スリーエイチレーシング
調教師：藤岡健一 (栗東)
生産者：下河辺牧場

横一線の大接戦を制す！

キャリア5勝目！ pic.twitter.com/H8B7EmH0LI

— さておき (@nannnosono1) June 1, 2024

【東京11R アハルテケS(OP)】
北村友一騎手騎乗の7番人気ビヨンドザファザーが、5番人気タマモロックとのハナ差激戦に勝利。

父は米国の名種牡馬カーリンで、JRAメインレースは産駒初勝利。馬主スリーエイチレーシングはピューロマジックの葵Sに続き2週連続メイン制覇。https://t.co/i0UgjgTG5x

— netkeiba (@netkeiba) June 1, 2024

【東京11Ｒ・アハルテケＳ】7番人気ビヨンドザファザーがゴール前の激戦制す　北村友一騎手「よくしのいでくれた」 https://t.co/TPYW0pXqlJ #競馬 #馬トク

— 競馬専門サイト馬トク_スポーツ報知 (@umatoku_hochi) June 1, 2024

スタートを決めたが後方２番手に待機。４角手前から外めをじわじわと進出を開始すると、最後の直線ではメンバー最速の末脚を繰り出し、迫ったタマモロック（永野猛蔵騎手）を退けた。

　北村友一騎手は「４コーナーで動かすのが早いかと思ったけど道中はリラックスして運べていたしよくしのいでくれました」とねぎらった。藤岡調教師は「追走も楽にいっていたし、しぶいけどしまいは伸びてくるのでね。東京は合いますね」と久々の勝利を喜んだ。